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交通事故被害相談@銀座

交通事故の示談交渉について

  • 文責:所長 弁護士 岩崎友哉
  • 最終更新日:2024年10月9日

1 示談交渉について

交通事故の示談交渉は、裁判所などの第三者が関与することなく、事故の被害者と、事故の加害者または同人が契約する保険会社との間で、交通事故を原因とする損害賠償について、合意をし、合意した金額を支払ってもらうことを目的とします。

一般的に、裁判は費用と時間がかかると言われていますが、これを防ぐために、示談交渉が広く行われています。

2 示談交渉の目的

示談交渉には、以下のような目的があります。

⑴ 紛争を早期に解決すること

示談は、被害者と加害者・保険会社のみで行い、第三者は関与しません。

第三者に提出するための書類の作成・提出、第三者による検討、不服申立てによる再審査などに要する時間がかからないため、紛争を早期に解決することができます。

例えば、裁判所に訴えを提起した場合、一定の結論が得られるまでに、早くても半年以上はかかりますし、判決となった場合、判決に不服があれば控訴(さらに上級の裁判所での審理を求めること)をすることができるため、さらに時間がかってしまいます。

⑵ 適正な解決を図ること

専門家である弁護士が示談交渉に当たることで、単に有利な解決を目指すだけではなく、法律や事実に沿った解決が可能となります。

加害者・保険会社が、事実や法律について誤った認識を持っている場合、弁護士は、これを是正して、あるべき解決を図るべく、対応します。

「示談」というと、弁護士と保険会社との駆け引きが中心と思われるかもしれませんが、そうではなく、示談に対応する弁護士は、正しい結論を得られるよう、単なる駆け引きではなく、正しい結論を得るための証拠の検討や、これを踏まえた書面作成と提出に努めることになります。

例えば、事故の状況ひいてはこれを前提とした過失の有無・割合に争いがある場合、弁護士は、実況見分調書(警察が作成する事故の状況を記載した書面)やドライブレコーダーの画像をくり返し検討し、これに基づいた資料や書面を作成することで、事実に沿った正しい結論が得られるよう、努めています。

また、一般の方ではわかりにくい、法律や判例なども検討し、依頼者・相手方双方にわかりやすく説明しながら、交渉を進めるようにしています。

⑶ 費用の節約

裁判には、時間のほかに費用もかかりますが、示談では時間と共に費用も節約できます。

3 弁護士にご相談を

示談交渉は、交通事故特有の法律・事実認定のほかに、被害者や相手方が加入している保険のしくみをも踏まえて行うこともあります。

専門的な知識が必要となりますので、専門家である弁護士にご相談ください。

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